When it’s ready.

出来るまで出来ない

戦略的互恵関係を知っておこう

最近のGoogle and 中国系のエントリーの中でよく書けているエントリーがなぜかギズに載っていた。まだ読まれてない方は、多少長文ですがおすすめです。

「グーグルとアメリカが善で、中国は悪」と判断できるだけの根拠が、僕らにあるのでしょうか?

で、読んだ結果結論として私が理解したのは国と国は同じ物差しで測りきれるものじゃないので、良し悪しを語っても無意味ですよ、むしろ、自分達が実際に利用してるサービスの健全性をはかる術を身につけなくてはいけない、ただしそれとて無償では利用できないのでどれだけ魂を売るかは利用者次第。と理解した。まぁ、そんなことは置いといて一人当たりGDPの話です。

GDPは付加価値の合計で、一人当たりのと言うことはGDPの合計を人口で割ったものと言うことになります。どんだけ国民一人が1年間に付加価値を作ったか?生産性がどれだけあったか?と言うことになります。んで、この数字の日本のスコアが意外とここ数年で低迷しているのです。「1位じゃないとダメなんですか?」と言うわけじゃないが、「20位以降でいいんですか?」と言われたら、もう少し上位がいいですと思う。GDPを上げることと、幸福度がどういう関係にあるのか分からない。お金では幸福は買えないが、不幸を遠ざけてくれるって誰かが言っていたが私もそう思う。

じゃあ、どうやってGDPを上げていくかなんだけど、安く仕入れて高く売ればより付加価値をつけたことになるのでそれを頑張っていけばいい。十分に満足している人のニーズを考えそれを生産するより、満足してない人に必要な物を生産する方がより安全に付加価値を作れる気がする。完全に互恵関係を誤解しているかも知れないけど、mofaが言うところの「戦略的互恵関係」と言うのは、そういう事なんじゃないかなぁと考えている。(参考:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/CHINA/visit/0805_ks.html

日本はGDP上げたい、他の国は技術を買って国を安全で豊かにしたい。それって搾取でも侵略でも無いよね、互恵関係だよね。と言うことで、これからは戦略的互恵関係という言葉がBuzzりそうな気がする。実際ハイレベルな人たちは何年も前からこれで動いているのかも知れないけど、我々一般庶民までその意識を持って動くことはなかった気がする。これからは、国民一人一人がそういった付加価値の事を意識して、それをどうやって生産してどこに売りつけるのか?って考えると、あっという間に日本は変わると思う。満喫で寝泊まりしてるとか生産性の欠片もないでしょとか、言われてキレル前にまず出来ることから始めよ!「熱いお茶を飲みたければ、まずその湯のみを空にせよ!」

Ustとか盛り上がってるけど、あれって結局日本にはなんのプラスの経済をもたらさないじゃ無かろうか?最大クラスターの最大ハッピーとかベンサミングもいいかも知れないけど、銭は必要だろうし、継続出来なきゃいけない。なんでもかんでも、正しくしなきゃいけない風潮のせいで結局不幸になってる人が生まれているのは、ほんとに正しいことなのか?批判を恐れずに書くと、多少の悪は必要でそれで幸せになれるなら“多少の悪”は許容しようよ。みんなもっと考えて、行動して行こうよ。風潮に流されないで、自分で考える人が増えて本心でハッピーだぜ!って全国民で言える国に住みたい。