When it’s ready.

出来るまで出来ない

Pythonでの、Pitの使い方 世界一わかりやすいムービー付き

詳しい事のいきさつは知らないが、ここ(http://subtech.g.hatena.ne.jp/cho45/20080102/1199257680)で初お目見えして、その後にここ(http://d.hatena.ne.jp/jYoshiori/searchdiary?word=*[Pypi])でPython版が作られたPitという大変便利なアカウント管理の使い方をわかりやすく説明してみる。(わかりにくかったらゴメンナサイ)

Pit使うと何が嬉しいか?

例えばWebAPI使う時に、DevelopperIDだったり、自分のIDやPasswordをスクリプトに直接書いたりする事ありますよね?

# coding:utf-8
from pyhatebu import PyHatebu
usrID = nameHoge
passwd = hirakegoma
h = PyHatebu(userID, passwd)
・・・

↑こんな感じ、このままだと、ソースを公開しにくかったり、本家サイトでパスワード変更したときにいろんなソースを書き直す羽目になったり色々と大変です。Pitを使うと、アカウント情報が~/.pit 以下にまとめて保存されます。保存形式は、yamlなのでざまざまな言語から使えるようになっています。(PythonPerlRubyのモジュールがありました)

PythonでのPitの利用方法

  1. pit モジュールをインストールする
sudo easy_install pit
  1. アカウントを登録する

pythonインタプリタ上で

from pit import Pit
conf = Pit.get('label名', {'require':{'login':'your ID','passwd':'GoMa'}})

とやると、$EDITORが起動する。label名は出てこないで、loginとpasswd(上記requireで指定した項目)が、あるのでそれを確認、修正する。

$EDITORの設定は必須

$EDITORはデフォルトのエディターの設定で、初期状態では設定されていない為自分で設定する必要がある。設定されてるかの確認方法は

echo $EDITOR

とターミナルで打ってみて、エディターの名前(vimとかmateとか)がでなかったら設定できてない。参考にzshの設定は

~/.zshenv
・・・
export EDITOR="vim"
・・・
はまりポイント

さて、無事にエディターが起動できるようになった。しかし、次にはまりポイントがある。エディターが起動して、内容が合っているからとそのまま保存してしまうとなぜか失敗する。回避するには、最終行に改行をで良いので、yamlに影響の無い範囲で変更を加える、コレで回避できる。Editorが起動したら、表示が間違っていなくても、軽く変更するのを忘れては行けない。

エディターを閉じても暗黙であれば、無事に成功。エラーが出るようであれば何か問題と言う事になる。それ以降は、conf内にmapとして格納されているので以下のように自由に使う事が出来る

>>> print conf['login']
yourID

すでにこの段階で、~/.pit/default.yamlに、"label名"の項目が保存されてる。次回以降は’label名’だけで利用が可能となる。呼び出し方は

>>> from pit import Pit
>>> foo = Pit.get('label名')
>>> print foo['login']
userID

Pitを使ってみたスクリーンキャスト

オリジナルは綺麗なんだけど、youtubeにあげるとぼけぼけに・・
もっと綺麗に上げるやり方はあるのかな?

ムービの頭の方で、.pitのディレクトリを作成しているけどこれは全く作らなくても大丈夫です。勝手に作ってくれます。
こんな素敵なモジュールを作ってくれた作者の方達に感謝