When it’s ready.

出来るまで出来ない

mino HD買ってみた

最近ちょいちょい名前が出てくる動画デジカメのminoHDが、macy'sに売ってたので買ってみた。静止画はデジ一で、動画はXactiでと役割分担してたけど、HDで残したいなぁと言う気持ちもあったので購入。税金入って210ドル強だった気がする。
手に取った感じは、割とまとも。パーツの精度も悪い事もなく隙間も一定だし、バリがあるとかそういう感じではない。液晶の品質は、こういうカメラの中では最低レベルと言わざるを得ない。色は変に回ってるし、解像度も低い。明るいところでも見えるのはポイント高いがそれ以外で良いところはない。ギリギリ機能を持っているといったレベル。撮影は、電源を入れて、RECボタンを押すだけ。ほんとに簡単。簡単って言うかそれだけしかできないと言っても過言じゃない。再生モードとかも特になくて、録画してない時に再生ボタンを押すと、直近の物が再生され、左右ボタンで過去のムービを洗濯する事が出来る。再生中(一時停止時)に録画ボタンを押すとカメラの絵に切り替わるので、さらにもう一度録画ボタンを押せば録画開始となる。また、この切り替えはサクサクなので全くストレスがない。(このほかの作業も全般的に動作の遅れなどは無い)

 このほかに気になるところは、電源と録画ボタンが機械的なスイッチになっていて他のスイッチはタッチ式のスイッチになってるんだが、この機械式のスイッチの反応が悪い。というか、感触が弱い。押したのか押してないのかわかりにくいので、電源をおもわず二度押しして、切ってしまったり、録画開始してるとおもったら、録画がスタートして無くて、止めてから録画開始してたりと言った事が、何回かあった。重要な機能なので、静電式じゃなくて機械式にしたのだろうが、もう少しクリック感の強いボタンが良かった。他には、液晶が本体にくっついているのでローアングルとかハイアングルとかが撮りずらい。胸の高さに構えると液晶が見えない為、思わず顔の高さに持ってきてしまう。

全体のバランスは非常に良くできていて、ほんとに取るのが楽しい。全ての操作を片手でできるので、ザクティーみたいによっこいしょと液晶をあけて撮影してるぞぉという感じがないのが良い。

データを移す段階でもフルサイズのUSBコネクタが内蔵されているので、そのままで使える。さすがにHDなのでデータはでかい。

この気軽さでHDがサクサク撮れるようになると色々日常でおもしろムービー作る人が出てくるのは時間の問題な様な気がする。
日本で手に入るようになれば、動画のアップ率が高くなるのは間違いないと思う。

もう一点、手ぶれが半端無い。ザクティーの手ぶれ補正がほんとに良くできていると改めて実感した。