When it’s ready.

出来るまで出来ない

ADいらない気がしてきたよ。SMB3でPDCやればいいじゃんの巻

でかーいところは、専用のチームが居るかと思う。そして、使いやすさより、管理しやすさ重視で素敵な森が出来上り、ユーザーはどうにも出来ない状況かと思います。しかし、50ユーザーとかで30台端末とかよくありげな規模は一杯存在していて、そんな所には、管理専門チームはなく、認証サーバーなどに豊富な予算がない状況かと思います。
 そんな環境でローカルログインするとして、30台のクライアントに50アカウント設定して回るなんて言うのはあまり考えたくないし、「パスワードを変えてみた」的な状況を考えたら目も当てられません。そうなると普通にADで管理するという事になるんですがコレも結構大変。ADは冗長構成で2台作るとしてWindows Server 2008 Standard 日本語版が14万円X2かかり、CALが他に必要。ユーザー>台数なので、デバイスCALで5500円(間違ってるかも)x30となり、合計で445,000円となる。他にそれを動かすHWとなる。1個の部署内であればドメインのツリー構造とか、ポリシーの設定とか絶対必要モノとは思えない。そうなると別にADの機能要らないじゃんNTサーバーで良くない?売ってないけどみたいになる。
 そこで、SMBでいいじゃん。という気がしてきて、設定してみた。後で後悔したけど、ubuntu8.041でwindowsXPクライアントのログオンとCIFSでのファイル共有を提供してみた。ログオン時にスクリプトを自動で実行出来るので細かい設定も各クライアント、各ユーザーごとにそれぞれ設定できるし、各ユーザー毎にホームディレクトリの設定も、共有ディスクもログオン時にネットワークドライブとして自動マウント出来るようになった。さらに、WindowsクライアントからとLinux上のどちらからでもパスワードを変更出来る。(これ重要)
 シナプティックでパッケージを10個くらいDLして、6個くらいの.confに40行くらい設定を書くだけでそれが出来た。VM上のubuntuで・・・

あとは、フェイルオーバーの仕組をどうにかすればいい。しかし、今のところユーザー情報がpdbeditで編集できる所にあるのでこの情報をLDAPのバックエンドDBに回さないと複数のsambaサーバー間でユーザー情報の連携がとれない。今後の課題。
さらに、フェイルオーバー自体もどうやって良いのか分らない。

と思って色々見てたら、やっぱりAppleのXserverが良いかもしれない。
標準でPDCの機能も、フェイルオーバーの機能も付いている。それで居て、ハードウェア込みで36万弱から買える、しかもクライアントは無制限。実際に買うなら50万くらいになるかもしれないけど、それでも、Windows2008Server買うより安いと思う。

Dellとかで、Win08serverPCが安く売ってたりするのかな?
と思って探してみたら、Dellの1UのPCで似たような構成にすると、53万弱になった。(25calだけど)あんまり値段的には変らないのか?