When it’s ready.

出来るまで出来ない

みるみる仕事が片付く ちょっとした事

Todoリストや、チャートやその他さまざまな、ツールが有る。それらは、PCの画面内にとどまらず携帯だったり各種PDAだったりでも見れるようになっている。

今まで使った中では、デジタルはPalmOSの載っていたPalm3が情報量とボタンの押しやすさ等がベストだった。アナログでは、フランクリンプランナーがダントツにすっきりとしていた。日々1%の時間を手帳に向けるだけで1週間1ヶ月と時間を追って行った時に処理出来る量や質が本当に上がるのを実感出来た。

 それらツールに匹敵する、否それ以上の効果があるかも知れないツールと使用方法を見つけたので紹介する。FreeMindという、マインドマップツールが有る。Javaアプリなのでプラットフォームを問わずに利用する事が可能である。何年も前にマインドマップの本買ったりしてみたけど、今一使いこなせずに居た。あれはそもそも使い方を間違っていたのかも知れない。使い方が重要!

パソコンのデスクトップ(画面の6分の1くらい)に絶えずFreeMindのウィンドを表示させたままにしておく。電話で何か用件を聞いたり、パッと思いついたアイデアだったり、頼まれた問題だったり、案件の仕様だったりをどんどん思いついた段階でツリー構造で書き込んで行く、ウィンドウが小さいけど、上下にいくらでもスクロール出来るのでどんどんツリーを育てて行く。1軸しか動かないテキストファイルだと、全体のどの辺に書いたのかが分かりにくいけど、放射状のツリー構造になっているの、どの方向にどんな分野の内容が書いてあるのかが感覚的に分かりやすい。そうやって書き込んでおくと、幹から項目を思い出すことで末端までスラスラと覚えていたりする。

さらに、そのファイルをMercurialで管理している。どこからでもアクセス出来るサーバーにキリの良いところでpushすることで、どこでもほかほかの「アイデア、Todo、イシュー、問題」メモ帳が取り出すことができる。これは、かなり使える。

ツリーはだいたい1週間で成長しきる(大きくなりすぎる)ので、一新する。新規のファイルに引き継ぎたい項目だけ移植しておく。そして、木を成長させていく。フランクリンもGTDも日次、週次プレビューがかなり重要なポイントだけど、これが自然と行えるのも良いところ。

この使い方になったのは、アプリをめんどくさくて開きっぱなしにしていた時に、とっさのメモをどんどん書き込んでいた。それが、書き込みながら勝手に整理されていくので、おもしろがってアイデアまとめたりしていた。そうした結果、予想以上に外部記憶兼情報整理に効果的な事が分かった。問題は、データ形式。差分マージすることが出来ないので、衝突が起きるときがある。でも、このマインドマップの使い方の効能に気付いた誰かがきっと、差分マージ出来るフォーマットを作ってくれる事を祈る。

情報整理で悶々とされている方が居たら、是非1週間試してみてほしい。思ってみないほどすっきりするかと思われる。

マルチモニタか、WUXGA以上ないとつらいかも知れないけど・・・
hg push|pull 強力すぎます。webが見れたらどこでもシンク出来てしまう、すごさ。

是非お試し有れ