When it’s ready.

出来るまで出来ない

GTUG #4 Key & OpenSocial

気付けば一ヶ月以上はてダ書いて無かった。この一ヶ月は1日が6時間くらいしか無かったんじゃないか?

さて、もう4回目になるGTUGに参加してきました。今回のネタは、OpenSocialとKay(GAE framework)でした。

Kay

プレゼン開始、ずっとtmatsuoジュニアのrealケイの写真や最近の状況報告。今まで見知った親ばかが霞むほどの親ばかぶりで、早く僕も子供が欲しくなってしまいました。一段落の後、最近Kayに追加された機能紹介と、今後のリリース予定をひととおり。印象は既に使いやすさや昨日不足はない感じで、パフォーマンスや細かい使い勝手のフェーズに移行している模様。さらに、今後は月1ペースでバージョンがあがっていくみたいで、GAE専用フレームワークとしては着実に進化していってます。既にKayを使用したブログシステムもあって、かなり普通に見えました。MT的にエントリを追加するとHTMLを生成してキャッシュするみたいです、さらにHTMLの生成はTQ使って裏でコツコツやるみたい、よく出来てます。

OpenSocial

発表者は、えーじさんとよういちろうさん。初めエージさんがOpenSocialアーキテクチャという題目で、ブラウザとサーバーサイド(SNS,シンディグ、外部サービス)のリクエスト変遷がどのようになるのかと言う事とそれらの間でどのように認証プロセスが走り、セキュリティーを確保するのかと言った最近話題の話。

悪意のある人も居るし、適当に作ってもいろんなホールが少なくなるようにするにはどうすれば良いのかを試行錯誤してる感じ。今までもいろいろマッシュアップあったけど、1ベンダがマッシュアップするのではなく、集合知的にマッシュアップ状態になるOpenSocialは、セキュリティー的に統一した方法の確立が早期に立ち上がるのが今後の成長曲線に影響を与えそうだなぁと思いました。

2ndの発表はよういちろうさん。最近のmixiオープン路線についての発表で、今回はmixiアプリのネタ。8月と10月?のアプリの参加者の比較で、8万人が20万人くらいにのびてた気がする(正確には覚えてない)渋谷区の人口が20万人でそれくらいの人数を1−2ヶ月で集める事が出来るのがmixiアプリの特徴のひとつですよ的な説明。さらに、mixiアプリのサーバーは各社が用意しなければならず、人気が出ればそれ相応の負荷耐性がないと厳しいですよと。現在はEC2とGAEがクラウドであります的な説明。それぞれ、月額固定と従量制という料金体系為でかい規模になるとEC2の方が割安になるときがあると紹介。GAEは、リクエスト数とかDL容量とかで料金変わってくるのでそれらを計算してEC2と比較出来るツールがあると良いかもと思った。

クレイル

最後に会場を提供してくれているMTLのカワネットさんからクレイルhttp://creyle.jp/)の紹介。SNSかと思って聞いていたけど全然もっと壮大なサービスで、印象としては、いろんなコミュニティー単位でWikiとかSNSとか写真とか一通りのサービスを丸ごと利用出来るサービス。独自ドメインで展開出来たりして面白い。さらに、OpenSocialの味つけもしてあり使いこなせばオレオレmixiみたいなものを作れる気がする。こういうのをさらりと出してくる当たりリクルートの地力の高さを感じる。コンセプトワーク、実装、今後の計画等よどみなく説明するkawanetさんが素敵すぎた。

今後のGTUG

今までは、テックトーク&LTという形式で毎回行ってきたけど、来年はコードラボも行っていきたいと発表されました。コードラボと銘打った会に参加未経験なのでどんなものか分からないけど、多分、ハンズオンとかハッカソン的なものかと思われます。次回コードラボの時期とネタは未定ですが、ネタはココ(http://moderator.appspot.com/#15/e=9cc03&t=ff242&f=ff244)で投票受付中ですので、気になるテーマがあれば投票するとそのテーマでコードラボが行われるやも知れません。(投票にはGmailアカウントが必要です)