When it’s ready.

出来るまで出来ない

ストレージ環境

LinuxオンリーでNFSだけでいける環境は、とてもシンプルで好きだが実際にそれだけで済む環境というのは少ないんじゃないかな?CG使ってる業界は、Winな人も少なからず居るかと思う。
 そんな混在(*nix,osx,win)な環境でベストなストレージはドンなんだろうと考え中。

Winクライアントがマジョリティーで30台以上な環境だとAD使いたいよね。だけど、ADサーバーにストレージもさせるなんて事はさせたくないので、分けるよね?Webベースのアプリケーションも稼働させていて、ストレージをまとめたいとなるとNFSが必須になってくる。そうするとNISを使うことになるので、ADとNISとで認証が二つに分れてしまう。SIDとUIDをどうマップを作成して、マッチさせるか?、複数台のNASストレージ間でのマップが同一じゃないと変なことになりそう、そのためにもNISはやっぱり居るのかな?
 管理と値段を考えるとSANよりも、NASにアドバンテージがあるのでNASでストレージは組みたいよね?

ポイントをまとめると

  1. ストレージ自体の冗長性
  2. NASヘッドの冗長性
  3. 認証の一元管理
  4. パフォーマンス
  5. バックアップとリストア

ADとNISの統合のためには、winbindとpam_ldapNASヘッドのOSに入れてあげて、SIFS経由はAD傘下に入れることが出来る。問題は、NFSでの認証はADじゃやってくれないぽい事とNAS間のIDマッピングの整合性を保つ為にも、やっぱりNISが必要ぽい?ADにNIS用のUIDフィールドを追加したら、ADにNISもどきをさせることが出来そうだけど、なかなかドキュメントが無いし、そもそもそんなこと出来るのか?

OS混在環境なんてどこにでもある筈なのに、そんな環境に対応したストレージ製品が少なすぎる。ADってそんなに使われてないのか?もしくわ、*nixを一緒に使おうとする人がいないのかな?ローカルにみんな保存してるのか?んなわけないよなぁ。すべてのデータをバージョン管理でsshでやってしまえば、ストレージのマウントとかそもそも必要なかったりするのか!

パフォーマンスとか、セキュリティーとか、冗長性とか色々言う前に、混在環境でちゃんと使える製品もっと有って良いのにと思う。

意外とOSX Server複数台のXsan組んでNASヘッドとして使うのが一番混在環境に強いんじゃないかと言う気がしてくる。