When it’s ready.

出来るまで出来ない

GoogleAppsScript 勉強会 #2 ミニハカソン やりますた #2

3月なのに東京は雪。既に、開催から2週間たってしまいましたが、GAS勉強会#2やりました。
当日前段の用事が押してしまい、開始時刻に到着が間に合わず、shin1ogawa氏や参加者の方に迷惑を書けてしまいスミマセンでした。

参加者

参加者は、15名でした。ちなみに、申し込み人数は15名。参加率は100%でした。参加率は100%でした。大切な事なので(略
イベント管理に、partake.inを使って前夜にリマインダーを送れたことが大きかった気がします。すでに現atndでもそのような機能が実装された気がするので、今後は多少は参加率が上がる気がします。(悪気はなくても完全に忘れてる時ってありますよね>勉強会の日程)
イベント自体がHTML5や、スマフォ系のイベントではなく、GoogleAppsのイベント(それもGAS実装)なので様々な本職の方に参加いただきました。ゲームや、基幹、Windowsクラウド的な何か(ww。
JSのプロの方はほとんど居なくて、みんなC#やらJavaあたりが軸足で、GASで初JSみたいな人もちらほらといる感じだったと思います。そんな参加者でしたが、GASの経験者が半数以上も居るというひょっとしてGASってキャズムを超えたんじゃないかと錯覚させるほど、偏った感じの会でもありました。

発表的な物

私が送れたせいで、順番が逆になってしまいましたが、はじめは、@webos_goodiesさんが作成された、AmazonDNSをAppsから制御するGASの説明( http://webos-goodies.jp/archives/manage_amazon_route_53_using_google_apps_script.html )が行われました。実際に作成さた上での感想(クラスを忘れましょうとか)を散りばめられた素敵な発表でした。その後、私のGASの基本的な作成方法や、動作の仕組み的な物を説明を行いました。初めて触れる方も参加されていたので、その方々が入り口で躓かない様に(初めに苦手意識が出来ると中々継続し辛い)説明を心がけましたが、うまく出来たか心配です。その後どうなったでしょうか?

ミニハッカソン

その後は、Lingrで情報共有しつつ各自黙々と実装作業に入りました。Lingrベヤには何故か参加者の倍近い人が入っていたのが気になりましたが・・・ 初めに自己紹介をしていなかったので、ハンドルと顔が繋がらず、凄い会話してるんだけど、目の前にいるはずの誰が話しているのか分からない不思議状態で楽しめました。

個人的なLingr上でのベストコードは、GASのコードではなく

document.body.childNodes[3].style.top = '-50px';
document.getElementsByClassName('butter')[0].style.top = '50px';

このコードは、GASのオンラインエディターの余分な部分を消して、編集部分を大きくするというCSSです。
初期Versionは、エラー表示が消えてしまうという致命的な問題が有りましたが、butterクラスを下げることでエラーもバッチリ見えるようになってます。chromeエクステンションかグリモン化するといいかと思います。

最後に

開場の残り時間30分強の所で、何名かの方に成果発表をしてもらえました。
@shin1ogawaさんのカレンダーとスプレッドシートの連携GAS(公開されてます) http://shin1o.blogspot.com/2011/02/google-apps-script-gasja.html を発表されたり。

スプレッドシートから、Yahooの形態素解析を呼び出して特定検索結果の内容の成分を分類して、各名詞毎の出現頻度をグラフAPI経由でスプレッドシート内に検索ワードとともに生成する。(ここまでやっても数秒くらしか掛かっていなかった) 物を発表された方もいたり

他にも、とあるXML-RPCのメソッド一覧を取ってくるGASであったり

そう来たか!みたいなアイデア豊富な実装が幾つも出てきました。

これもGASならではの、インフラを一切ユーザは準備せずに、与えられたAPIを以下に組み合わせていくかということだけにフォーカスして作業が出来る故に可能だったと思います。短時間に様々なアイデアが実行可能なレベルまで実装できる稀有なサービスがGASです。デプロイが簡単なGAE/Pですら、DLしてシンプルなスケルトンでHelloWorldするのに10分くらいかかるけど、GASなら、PC起動するところから入れても、5分くらいでHelloWorldくらいなら出来てしまう気がする。(比較が意味不明だけど・・・)

次回について

Googleさんが、Appsユーザ向けにグループを立ち上げたみたいです。初回のミーティングに参加してみましたが、gae/janightを超えるんじゃないかっていう盛況ぶりで、完全にエアコンの除湿機能をパンクさせる勢いでした。参加者みんなもっと活用するにはどうすればいいんだろう?という雰囲気満載だったので、あのパワーの一部にでも、GASを還元出来ればいいなぁと思っています。どういうふうにやればいいのか全く不明ですが・・・

日程的には、3月中に1回行ないたいです。WeekDayの夜3時間というよりも、終日の午後帯使って5時間とかやったほうが、初学者も経験者も意味のある時間を過ごせると思うので、その方向でやろうかと思います。でも、会場や時間が取れなかったら、WeekDayにこっそりとスプリントで発表会とかTinyハカソンとかやるかも知れません。次回の告知は、新生ATNDで行う予定です。 @atusiで #gasja 付けて告知するので要チェックplz

GASは着実に

GASは、メールのフィルターの様に今後いつの間にか普通に使うテクノロジーになると思っています。実は、メールのフィルター機能って意外と使われてなくて、知らない人は未だに手で分類作業してたりします。でも、フィルター機能知っちゃうと使わないなんてムリ!って思いますよね? GASについても同じで、使い方知らなくても手でやれば出来るんです、でも、一旦知っちゃうと、手でやるとかバツゲームデスカ? と思うとか思わないとか。Appsでカレンダーやらスプレッドシートやら既に使っていたらちょっとやってみるのもアリかも?

先日もGASのオンラインエディターにデバッグ機能が付きました、ステップ実行や変数を覗けるインターフェースが追加されるなど着実に進化してきています。まだまだ、メジャーな機能ではないですが、gmailアカウントさえあれば誰でも即使える便利機能満載です。
 自分が作成したスクリプトも、Appsのインフラ上で気軽に公開することが可能なので、ユーザーが増えれば増えるほどお互いがハッピーになる仕組みもあったりします。

某山先生はまだ、注視してらっしゃらないので、サービス自体がなくなったりしないと思うとか思わないとかそういう状態ですので、GASで楽していきましょう!