When it’s ready.

出来るまで出来ない

GDD2009 参加した。一年間で変わった事

昨日参加したGDDのハッカソン(GAE)も終わり、今年のGDDは無事に終わった。今年も得るものが、とても多く、知識だけではなく物理的にタオルやらDevPhoneやら得る事が出来た。GDDのセッション自体の客観的な内容は、当日に書いた下記エントリに譲るとして、今年のGDDで感じた事を一方的に起こしたいと思う。

Googleを使ったら便利とか楽しいとかいう去年

去年のデベロッパーデーでは、GAEの事だったり、OpenSocialだったり、結構真新しい技術について凄い基本的な事を説明し、それら技術をどのように使うか?といったチュートリアル的な内容が多かった。また、来場者の方も、名前は知ってるけど具体的には使った事がない方が多かったように思う。
Googleは、こんなサービスしてますよ。こうやって使って見てはどうですか?」的なカンファレンスだと、感じた。

Google以外の人も儲ける為にはどうすればいいのか?(既にこういう風なビジネスをあるぉ)

今年のデベロッパーデーは、より一歩進んでそれらの技術を実際にビジネスに生かす為には、どうすればいいのか?複数の事例を紹介したり、積極的にサードパーティのセッションが組まれていた。ビジネスに使えますと言うのをアピールする(模索している)カンファレンスだったように思う。実際に一番儲けているのはGoogleかも知れないが・・・ とにかく、実際にGoogleのさまざまなサービスをリセールする事や、インフラを活用する事で、すぐにお金に換えたり、今から使える技術を手に入れる事で今後優位な立場に立てるようなビジネスへの配慮をそこかしこで感じるカンファレンスで有ったと思う。

海外Devと日本Devを何となく比較して思う事・・・

なぜそのような回りくどい事になっているのかというと、やっぱり金は必要だという事を、エンジニアにも感じて欲しいもしくわ、知って貰う必要が有ると開催者が感じているからだと思う。国内外のエンジニアは、技術的な差は無いと思う。ただ、決定的に違うと感じるのは、マネーリテラシーとビジネス(お金)に対する考え方。法律も違えば、露出(注目)度も違うかも知れないが、全然違う。長い目で見てお金はマストで必要です。たぶんそれは誰だって分かると思うけど、じゃあ、今あなたがやっていることは今後MakeMoneyに結びつきますか?と言われたら、日本のエンジニアは「それは私の考えることでは無い」とか平気で言ってしまう気がする。弱小で有ればあるほどそれはとても大切な事で、ある程度のマネーリテラシーが必要だと思うのだけど、その教育があまり重視されてない日本では「自分はお金と無関係」と答えてしまう事もしょうがないのかも知れない。Dropboxのオフィスに行った時、エンジニアに適当に将来のことを聞いたら、それぞれがきちんとしたミッションステートメントを持っていたし、それがユーザの獲得=メークマニーに繋がっている的な事をパッと答えて居た事を思うと凄い差があると思う。

たとえ今考えて居るステートメントが間違っていたとしても、失敗したら修正すれば良いだけの事。PDCサイクルが有るが、何もPから始めなくてもDから始めたって良いじゃない。とつくづく感じる。

技術選定等に関する、比較と決定について

「ガツン」エントリに対して、もやもやせずには居られない。

GAE/Jを選択されている方を前にお話しさせて頂く機会もなさそうなので、ここで一言申し上げたい。あるいはそれは、「申し上げたい」というような生やさしいものではないかも知れない。端的に言い方をすれば、ガツンと言ってやりたい。

客観的に見て、ぼくはガツンと言えると思う。GAE/Jの方々を前に、この思い届けとばかりにガツンと言う。これが彼らに届くかどうかは、ぼくには分からない。

とりあえづ、GAE/Jで作っているアプリをGAE/Pythonで一回作ってみ、話はそれからだ。

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ぼくがLLのひとに「ガツン」と申し上げたこと