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When it’s ready.

出来るまで出来ない

Google waveが本当に凄いところ

Don't think. FEEL It!ではなくちゃんと考えてみた。データ的な意味で
google waveに関して様々なエントリなどを見たけど、どれもピンとこなかった

  • どの既存の技術に置き換わるのか?
  • リアルタイム性が優れている。
  • 実装の話
  • データ構造の話

大きく分けるとこんな展開に収束する。実際誰でもさわれるわけではないので、Googleの発表や、APIのドキュメントを読んでサービスを類推するしかない状況ではしょうがないかも知れない。

この数日wave自体もrobotもいじり続けていて、ぼんやりと見えてきた物がある。今までと決定的に違う事。私的見解だけど、その本質が様々な可能性を感じさせる源泉だと考えて居る。結局のところ、使うあなた次第だけれども。

バカの壁

携帯電話が普及する前と後で決定的に変わった事の一つに「待ち合わせ」がある。待ち合わせの場所と時間を厳密に決めなくても、携帯電話が使えれば苦もなく出会う事が出来る。携帯電話を使ってコミュニケーションを取る以前の人にしてみればミラクルな事だと思う。

私が感じる、google waveが決定的に他と違うポイントは、データそのもの。このことに気付いた時、色々な事が見えてきたし、どう使っていけるようになるのか類推するのが容易くなった。

壁を越えるためには、データを中心に考えれば超えられる。

What can do じゃなくて、for what

たとえば、サバクラ間はLongTermHTTP使って通信出来るよとか、サバサバ間はXMPPだよとか、それで、低レイテンシなアップデートか可能という特徴があったりする。何が出来るのかを考えて居る時はスッキリしなかった。
 Robotを閲覧者として加えられたり、部分的に返信出来たり、いろんな事が出来るようになってる。一個一個の仕組みを追っていくと、それこそばらばらすぎて、IRC的だよねとか、メールぽいよねとか、Docsポイよねという風になってしまう。いろんな事が考えられるからだ。
 その後、コレは、何の為?という風に考えてみた。そんなに、リアルタイムでやりとりできてうれしいのか?それをしたいが為にこんな大げさな仕組みをつくったのか?


そうじゃないでしょ、と思う。このgoogle waveチームのミッションステートメントは何なんだろうと考えていくと、私の結論は、「みんなで情報を共有したい」という事じゃなかろうかと思う。

劣化コピーか、垂れ流し

既存のネットでコミュニケーションを取る際には、

  1. コピーを用いた間接的な方法
  2. 1方向性の垂れ流しのストリーム方式

がほとんどの手段であった。

1)例えばメールの場合、本文自体は全てコピーで、世界で唯一の情報を弄る事が出来ない。結局、送信する度にコピーが増えていく、そうやって情報の精度を上げていく必要が有った。添付ファイルなどを使った場合はもっとひどい状態になる。ちゃんと管理という事をしないとどれがどの判か分からなくなってしまう。やりとりのオーバーヘッドがやや大きい。

2)IMやIRCの場合は、返信という仕組みはないがドンドン文言をつなげていく事で意味を高めていくがその全体を見渡したとして意味を把握するには骨が折れる。「今北」から、「把握した」まで時間がかかる。

こういう使用方法で、何も困ってない人はwaveのありがたさは分かり難いかも知れない。複数人で特定の事項に関して決定をしていくという事に関してはgoogle waveは非常に有効に働く。

データの場所と構造

XMLで差分データを送ってようが、cometがデータを更新してくれようが、オンラインであれば複数人で1カ所のデータを見ている状態にある。それも見ているだけじゃなく変更出来る状態にある。しかも、そのデータは、好きなポイントからの構造化可能な状態として存在している。

今までは、データをみんなで見るために、emailやIMなどを使ってやりとりしていたのがその必要がなくなる。
編集するデータは、本物そのもので唯一の物。コピー物などではない。しかも、おまけに同時に様々な人が編集する事が出来る。

GoogleDocsでもデータはサーバのみにあり、複数人で同時に編集する事が可能であった。がしかし、データの構造が1枚で、Blip in Blip的な事も、Blip below Blip的な事も出来なかった。そこが大きく違う。逆にgoogle waveでは表形式のデータは標準状態では使えないが、gadgetの機能があるので、似たような機能を付加する事も可能である。

ここから先は、Don't think. FEEL It!

と、この1週間弱 google waveを触って気付いた事をまとめて見た。結局コミュニケーションというのは情報を熟成していく事だよね。じゃあ、情報熟成が出来れば、コミュニケーションオーバーヘッドって減らせるよね。という事に対する方策の一つがGoogle waveなんだと、今のところは理解している。

今後

それそれで
ポケベル、みんな持ってる時には、満足してた。
会話が出来る携帯でも、満足してた。
メールが使える携帯になって満足してた
ネットが使える携帯になって満足してた

PCでやりとりするのに
メールが使えるようになって満足してた。
IRC/IMが使えるようになって満足してた。

どの段階であれ、一つ前の段階に戻るのは辛すぎる。知ってしまっては戻れない。

「wave」が使えるようになって満足してた。

今後こういう状態になると確信している。
webサーバより、waveサーバが増えた時代がやってくるのかな?