When it’s ready.

出来るまで出来ない

ストレージって意識したら駄目だよね

PalmOS使ってた頃、何が気持ちいいって使うまでの速さだった気がする。アプリが起動時間は、ポケットから取り出して画面が視野に入るまでくらいの一瞬だった。更にストレージが素晴らしかった。アプリ毎にデータは別れてる的な感じで単一の保存場所みたいなのは存在しない、だけど、必要と有れば全データで横断的に検索できた。使う時には、ドコにデータが入ってるとか意識する必要がなかった。データがどこに入ってるか意識する必要がないから、使い始めもいきなりアプリ=データだし、保存とか置き場所とかも一切考える必要がなかった。それがレスポンスに繋がり、気持ちよさに繋がって、使い続けたんだと思う。最後の方は、まともなブラウザないし、低解像度だったのに・・・(要するにそれらはそれほど重要じゃないという事か?)

PCの今の状況を見ると、ストレージ意識しまくりなきがする。特にデータの置き場所について、お外で使うノートPCだったり自宅のサーバだったりクライアントだったり、ひょっとしたら外部のリポジトリだったり、ドコに何を置いたのか忘れてしまうくらい置き場所が存在する。ホントにそこに起きたかったのか?よく分からないまま、その時の気分で、最適と思われる場所に置いてる気がする。

今の理想のストレージは、容量無制限のDropBoxみたいな履歴付きのOSを、問わないHTTPSなオンラインストレージ&ローカルキャッシュみたいな感じ。これであれば、都内(狭いか?)であればドコでも使えるしAPIが実装されれば自分独自のインターフェースも作れるようになるかも知れない。がしかし、容量フリーじゃないしAPIもまだない。さらにいつまで続くか判らないところにデータは置きたくない。

先週末、Goodなストレージを知った。ストレージというか仕組みかな?iSCSI via Internetと言う感じのやつ。ネット上に自分用のiSCSIを用意してつなぎたいクライアントからさっくり繋いで使う。sshfsとの違いはなんだか微妙だけど、妙にスピードが速い気がする。詳しいハードの違いは分からないがNASよりも2倍速いというページも見つけた(http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ts-igl_r5/)(sshfsのスピードはどうなの?)ここのムービー見ると異様に速いのが判る(これはLAN環境)http://www.stbbs.net/blog/uploaded_images/MVI_1963.mp4(via:http://www.stbbs.net/blog/2007/04/mac-os-xiscsilinuxiscsitarget-4.html
 id:Voluntasには、「iSCSIは、LAN用でWAN用ではない」と言われたが、インターネットをSANに変えてしまう素敵な仕組みだと思った。早いところ自分用のiSCSIハードを用意したい。そろそろ、そういうプロバイダが出てきてもおかしくないかもと思った。GDiskのファーストランチはコレで来るかも!!んなわけないか・・・

とにかく、整理方法より先に、データの置き場所を意識しないと言う状態がいつになるのか興味がある。Mail>Bookmark>RSS>写真>カレンダー>オフィス>??? 次にネットに上がるのはだれだ?ブラウザが、上がったらオモロイなぁ。どうやってアクセスするんだろ?