When it’s ready.

出来るまで出来ない

俺とお前とPython温泉

PySpa Advent Calendar Day16
Python界の無職、こんにちはa2cです。タイトルに意味はありません。

はじめに

PySpaに参加するとどうなるのか?自分なり視点で綴りたい。

PySpaは、全日ではDay1~3(2泊3日)のイベントでIT系のユーザーレベルイベントではかなり長めなイベントとなっている。さらに、PC部屋(ネット、電源、テーブル、イスが完備)と寝室は、24時間いつでも自分のタイミングで利用することが出来る。(例外:食事と温泉は行かなければならない)

参加する殆どの人は、到着すると直ぐにUnPackingして席につきPCを開く。大抵の場合、そこから晩御飯を経由して眠くなるまでPCをいじり続ける、Day2も朝から晩(時には朝)までいじり続ける。もしコレが業務や、やらされていることだったらブラック以外の何物でもない状態と言える。自分も寝室に戻らずにPC部屋で朝まで過ごしたことが何回かある。ぶっちゃけ十分な休息が身体的にとれてない状態。それでも可能な限りPySpaには参加している。それはなぜか?

2晩で何が起きるのか?

1年365晩のたった2晩で何が起きるのか?もちろん参加している人それぞれ思うことがあるだろうし一概には言えないが、一枚の写真を見て欲しい。PySpaの解散する時に撮った写真では、みんな笑ってる。2日ロクに寝てなかったりするそんな後に撮った写真です。


"オリジナルの解像度ではより細かく表情が見られる"
みんな、緊張もなく、無表情もなく、みーんな笑顔。この写真がPySpaに参加すると何が起きるのかを表していると思う。

それぞれのバックボーンが全く違う野郎達が一つ屋根の下で、同じ釜の飯を食い、同じ風呂に入り、夜通しくだらない会話をする。なぜそんなに笑顔になるのか?なぜ年2回開催されていたPySpaにほぼ同じメンバーが再度参加するのか?

PySpaに参加すると***が身に付きます。みたいなシンプルなものではない。それは数年スパンで熟成された運営の妙と参加者の織り成す情報のカオスが絶妙なコントラストをもって参加者を包み込む。あの場所、あのタイミングでないと味わえない何かがそこにはある。

ネタは各自持参

PySpaにテーマはない。「**やりましょう」とか「**してください」とかそういうイベントではない。強いて言えばルールは2つ

  • お酒はなし
  • 食事は全員で食べる

(例外はない)

同じ意識の人が集まりましょうってのがオフ会だったり勉強会だったりとかだと思うのだがPySpaはそもそもの設定が可怪しい。メールを使えるとか、プログラミングしたことあるとか、PCを持っているとかその程度の共通項しかない。一般的な成人ならだれでも当てはまると思う。

ただし、ほとんどの参加者が何がしかの調査対象や課題設定をして参加してくる。あるフレームワークを身に着けたいとか、ある言語を触ってみたいとか、既存のサービスを改修するとか、別に何かテーマを用意して来るようにとかそういうルールはなにもないけどみんなそれぞれやりたいことを持ってくる。カードゲーム仲間を探すとかそういうのもあったりするような無いような気もする。

このネタは各自持参してくるという流れが、フレッシュなネタ集めに一役買ってると思う。自分が持っていったネタを消化しつつ、他の参加者が持ってきたネタももれなくおみやげで持って変えることが出来て非常に濃い時間を過ごすことが出来る。PySpaに参加することで期待してようがしてなかろうが、良さげなConfigを知ることが出来たり、新しいツールを持って変えることが出来る

HogeSpaに期待!

もうね、なんでもいいからSpaっちゃえばいいと思うんですよ。PySpaは参加するのが(定員的に)かなーり難しいので、参加できなかったら出来なかったで自分たちでやればいいと思うんですよ。3日間も取れない時には、Py旅館とかいう1泊2日のに参加したりしてるので別に長さはそんなに重要じゃないです。ただ、日帰りは終電等々時間が短めになるので1泊以上がおすすめですよ。もし開催する人がいたら呼んでクダサーイ。

ということで、PySpaに参加するとなぜかみんな笑顔になるよっていう紹介でした。
いよいよPySpカレンダーも、明日からラスト1weekです。楽しみにしております!

あしたは世界のtk0miyaさんです。